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桂二葉チャレンジ第2シリーズ@有楽町朝日ホール 1/26 [お笑い(落語)]

橘蓮二プロデュース。
ゲスト、三遊亭兼好。

開口一番 柳家ひろ馬 黄金の大黒
前座さんなのに落ち着いてる。
二葉さんに名人のようなさげだったと言われる。(笑)

二葉 上燗屋
二葉さん観るの2回目。
出てきて声出しただけで笑いが起きる。二葉さんも「何も言っていないのに?」
まあ声のトーンだけで笑えるのは確か。
まくらで長崎と天草に独演会に行ったとき、空き時間があったので
地元の温泉に入って、そこのおばちゃんにおいしいお店教えてもらおうとしたら
お好み焼き屋だったとか、次の日も同じ温泉に行ったら今度は違うおばちゃんに
「頼んだら落語してくれるの?」って言われて「します!」って言ったら
「連絡先書いて123番のロッカーに放り込んどいて」って裸のまま言われたとか
いう。
あと今年の目標は大師匠の”米朝を疑う!”とのこと。
みんながこれが正解と思っていることは本当なのか疑ってみるらしい。
上燗屋の初っぱな、二葉さんの酔っ払いの歌から面白い。
お金を取れない酒の肴を見つけるのがうまいね。おからとか。

兼好 陸奥間違い
二葉さんのこと、ギリギリを攻めてるって評してた。
声の出し方とか、米朝を疑うとか。
この噺は初めて聴いた。
借金の申し込みの手紙を使用人に届けるように頼んだら
違う大物大名の所に届けてしまって、三十両借りるはずが三千両届いた
という話。
相変わらず明るくていいなあ兼好さん。

中入り

二葉 天神山
ネタおろし。
初めて聴く噺。
変わり者の源助。「花見に行くのか?」と訊かれ、「墓見だ」と
お寺のお墓の前でお酒を飲んで、しゃれこうべを持って帰ってしまう。
そしたらその晩幽霊が出て、嫁に。
隣の安兵衛は山で狐を捕まえた男から、可哀そうだからとその狐を買い取り
逃がしてやる。で狐が嫁になる。
不思議な噺。
源助の墓との対話が面白いけど。

2人のトーク
ネタおろしの数とか兼好さんは月2本とかやってたなんて凄い。
二葉さんは3か月に1本だとか。覚えるのが遅いって。
お客さんがどこで受けるかわからないから、全部全力でやるから
ネタおろしは受けるけど、2回目以降が大変って兼好さん。

2人とも面白かった。

大入り袋もらった。
補助席出るくらいだったからね。
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コンドルズ「Radio Ga Ga」@スペースゼロ 1/20 [映画&舞台]

ステージを中心に4方向に座席。円形劇場っぽく。
始まる前に老いについてのコメントや俳句を書いて欲しいと
勝山さんがラジオ風にお願いがあり、それがステージに活かされると。

始まりは光二郎さんがパジャマ姿で登場。
朝のルーティーン、歯磨きやらいろいろ。
そして手紙を書いてどこかに送る。
これ後から伏線になってる。
フィクションかノンフィクションかわからないけど
光二郎さんの気持ちなんだろうなあ。
グッとくる。


影絵の舞台裏が観られたり、石渕さんと古賀さんの2人のTシャツ行ったり来たりが
最高。
いつまでも続けて欲しいなあ、ずっと見に行くよ。
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オデッサ@東京芸術劇場プレイハウス 1/14  [映画&舞台]

追加公演の夜の部が取れて、2階席だったけどセンターだったので
見やすかった。

朝日新聞のコラムや公式HPで紹介されてましたが
柿澤勇人さん、宮澤エマさん、迫田孝也さんの3人芝居で、
エマさんは日本語が話せない警察官、迫田さんは英語が話せない旅行者、
柿澤さんが英語と日本語両方できて通訳するアメリカで働き始めた青年。
エマー柿澤は標準語、柿澤ー迫田は鹿児島弁、3人の時は英語(字幕付き)。
これ、よく考えてあるんだな。
お年寄りが殺された事件の参考人に話を聞きたい警察官、
なにがなんだかわからず警察に連れてこられた旅行者、
いきなり通訳しろと言われた青年。

旅行者はやってもいない殺人の罪をかぶろうとするから
通訳の青年はちゃんと訳さず、警察官をごまかそうとする、
そのドタバタが面白いし、字幕でも感情を表したり、伴奏の生演奏も素敵で。

今まで私が観た三谷さんの舞台で一番好きかも。
柿澤さんの必死にごまかそうとする可愛さとか、エマさんの蕎麦を打つ可愛さとか
迫田さんの豹変ぶりとか。
とにかくセリフの応酬が面白いし、字幕のスタッフさんもさすがです。
音楽の荻野清子さんピアニカの音とピアノを合わせたり一人で凄い。

最後のどんでん返しがゾクっとしました。
面白かった。
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