市馬 喬太郎 二人会＠日本橋公会堂 12/14

栗好みの会です。
開演ギリギリにいったから、恒例の栗村さんのご挨拶あったのかはわかりませんが。

開口一番　扇ぽう　道具屋

市馬　掛け取り
声が良いからねえ。狂歌から芝居、相撲まで。
気持ちよく聴かせて、笑わせてもらいました。

喬太郎　茶の湯。
まくらで、トランプを狙う、仕掛人バイデン。
思わず笑っちゃったけど、岡山ではシーンとしてさみしかったって。
喬太郎さんの茶の湯、かなり悪い顔のご隠居と定吉でした。

中入り
喬太郎　掛け取りバンザイ
なんだか市馬さんと同じ噺みたいだなあ、って思ってたら
他のお客さんは知ってたようで、クスクスと笑いが起きてて。
芝浜、つかこうへい、ウルトラマン、そして師匠方のマネ。
一人ひとり、出囃子までその師匠にあわせてくれるお囃子さんも素敵。
雲助師匠、あんなに何言ってるかわからない人じゃないのに。(笑)

市馬　うどんや
自分の掛け取りがまくらみたいになったなあって。
喬太郎さんが、痛風で足が痛いのに舞台の端まで行ったり来たり、
楽しませたい一心なんです、って。
市馬さん優しい。
寒いこの季節にピッタリの噺。
炭にあたって手を温めてる仕草とか、うどんをすするとか、絵が浮かぶ。
うどんやの呼び声も良いよねえ。

面白かったのはもちろんですが、なんだか心温まる落語会でした。